空気清浄機

空気清浄機は、簡単に言うと『酸化作用があるイオンをウイルスや花粉の表面に働きかけ、その活動を抑制する』技術を持っているとお考えください。その方法がメーカー毎に異なります。

例えば、
ダイキン工業は、『機体内で放電して高濃度のイオンを作り出し、吸い込んだウイルス・花粉に作用させます。』
パナソニックは、『イオンを含んだ微細な水を放出してウイルス・花粉に作用します。』
シャープは、『ウイルス・花粉に付着してイオン化するイオン物を放出します。』

つまり、吸入型と放出型に分かれます。
ダイキン工業だけが吸入型で、他のメーカーは放出型です。

ウイルス・花粉抑制機能以外にも、フィルターにも注目する必要があります。
シャープと東芝は、0.3μmの粒子を 99.97％カットできるフィルターを搭載。パナソニックは95％カット、ダイキン工業の製品は80％カットの性能です。例えば、99.97％カットの性能ならば1万個の粒子中3個しか外に逃がしませんが、95％カットならば、500個と性能に開きがあります。


加湿機能付き空気清浄機は、水を使うこともあり、フィルターなどの手入れにも手間がかかります。
多くの機種は、2週間に1回の頻度でフィルター部の手入れが必要になります。唯一、1ヶ月に1回で良かったのはシャープです。加湿フィルターや大きなホコリがたまるプレフィルターの手入れが簡単で、手間を少なくする配慮もされています。

総合的に判断すると、プラズマクラスターとナノイーがお勧めだと思います。

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