家の中での花粉症対策

花粉が家の中にあると、自宅でも花粉症の症状が出てしまい非常につらい状態となってしまいます。花粉症の時期には、家の中でも外出時と同様に花粉が『入り込まない』・『残らない』ように注意・工夫することがとても重要になります。

飛散量のピークが、どの時間帯なのかを考えて行動するようにしましょう。皆さんご存知かと思いますが、午前中から夕方までに花粉の飛散量が増えます。つまりこの時間帯の行動が最も大切になります。また、花粉は目に見えない位の非常に小さな粒子なので、生活している以上、室内に入り込んでくる花粉を100％防ぐ事ができないことを理解することが必要になります。


・昼間は、なるべく窓を開けない。
　窓を開ける時間帯は、花粉が少ない朝晩のみにする。

・風の強い日に換気はしない。
　カーテン（レース素材のもの）をしたまま換気するようにする。
　レースのカーテンの静電気により、花粉の進入を防いでくれます。
　最後に、カーテンに付着した花粉は、掃除機で吸い取るようにする。

・洗濯ものや布団を外に干さない。
　布団を干した際は、外で十分に叩いて花粉を落とす。
　もしくは、掃除機を使用し花粉を残さないようにする。
　この時期限定で、夜干しも考えてみる。
　衣類を部屋干しのする際には、雑菌の繁殖に注意する。
　生乾きの状態にならないように、乾燥し易い方法をとる。

・掃除をしっかりと行い、室内に花粉が溜まらないようにする。
　床は掃除機ではなく、ウェットシートなどの拭き掃除にする。
　カーペットや布製のソファには、掃除機を使用し、花粉を残さない。
　テレビの画面には、静電気で花粉が付着しているので、拭き掃除を徹底する。

・家電製品で対処する方法
　
　掃除機は、花粉症対策用のものを使用する。
　空気清浄機で室内の花粉を取り除く。
　花粉対策機能付きエアコンで、花粉を分解・除去する。
　乾燥機を使用して、洗濯物を花粉から守る。