HGH(人成長ホルモン)の効果
人成長ホルモン(HGH)は、長い鎖状のアミノ酸分子で、人間の体内で生成される(脳下垂体前葉)で作られる非常に重要なホルモンです。
一般にHuman Growth Hormone(ヒューマングロースホルモン)、略してHGHとも呼ばれております。
HGHは、体中の様々な組織・細胞に作用し、身長を伸ばすために骨や筋肉を作ったり、健全な新陳代謝を促したりと、体の成長や機能維持に非常に大切な役割を担っています。
主にIGF-1を介して作用し、標的器官の細胞分裂を盛んにさせる効果があります。IGF-1とは、主に肝臓から分泌され、細胞の機能を最高の状態に維持するために大変重要なホルモンになります。
HGHは、睡眠時の午後10時〜午前2時の間に最も分泌されると考えられておりますが、実は若干違います。正しくは、睡眠後おそよ30分後から、HGHの分泌が始まるとされています。
特に、睡眠開始1時間後に最も多く分泌されると考えられています。つまり睡眠時には、誰の身体でも同様にHGH(ヒト成長ホルモン)が分泌されているということです。
ただ、HGHが分泌される量は、年齢によって大きく異なります。
HGHの年齢による変化
普通の生活を送っていると、HGH(人成長ホルモン)は、年齢を重ねる毎に、体内での分泌量が減少していきます。
HGHの分泌量は、10代にピークを迎え、20代に入ると分泌量は急激に減少し始めます。40代で約半分に、80代では20分の1にまで、減少してしまいます。
加齢だけではなく、不規則な生活習慣、運動不足、睡眠不足、栄養の偏りなども、成長ホルモンの分泌量を減少させる要因となりますので、注意することが必要です。
現在の医学では、このHGHの減少こそが様々な老化現象や体の異常を引き起こす原因であると考えられています。HGH(IGH-1)の分泌量を増やし、より若い生理機能を持つレベルまで引き上げると、細胞レベルで老化の進行を遅らせることができます。つまりアンチエイジングに十分な効果があるということです。
HGHが減少することで、体内から老化が進んでいきます。25歳を過ぎて体力の急激な衰えやお肌の不調、慢性的な疲労感などは、HGHの減少が老化に繋がっている事を示しています。
HGHの減少によって、下記のような症状が起こります。
毛髪が細くなり、白髪が増える
肌のしわが目立つようになる
疲労からの回復が遅くなる
体重の急激な増加や減少
記憶力や集中力の低下
肌のハリが失われる
筋肉や骨が衰える
つまり、上記の症状を改善する為にも、
少しでも多くのHGHを分泌する必要があります。
HGHを増やす方法とは?
HGH(人成長ホルモン)は、脳の下垂体前葉という部分で作られる特殊なホルモンで、1956年に初めてその抽出に成功しました。発見当時、HGHは死んだ人間の脳から採取し、注射を使って体内に取り入れるという究極の若返り療法で、2500万円以上もする非常に高価なアンチエイジング療法でした。
現在でも、注射によって体内に吸収する方法はありますが、その費用は半年で200万円程度になりますので、一般的ではないと思います。注射による摂取では、体内のHGHの量が増えすぎることで、一部で副作用も報告されておりますので、十分に注意しなければなりません。
※副作用としては、巨人症、末端肥大症、糖尿病、高血圧、高脂血症、無月経、その合併症として大腸癌、心肥大なども考えられます。
最近最も多く行われている方法は、アミノ酸等のサプリメントやスプレータイプの経口投与が考えられます。これらは、人工的に合成されたHGHを一時的に外部から摂取する注射療法とは大きく異なり、自分自身のHGH分泌量を継続的に増加させます。
つまり、HGH服用後のフィードバックによる自身のHGH分泌量減少、長期利用による副作用の心配がなく副作用のリスクが非常に少ないということです。まさに自然発生的に、自分自身の力で、成長ホルモンを継続的に発生させることができます。
美肌への一歩(保湿力UP)
これまでの研究で、HGHの摂取によって、肌のきめ細かさや保水量のUP、肌の弾力性の回復、小じわやたるみの減少、目の下の脂肪が減少することがわかっています。つまりHGHの摂取は、『美肌』と『若返り』を実現することができます。
HGHの研究者の一人、ラドマン博士によると、HGH(人成長ホルモン)は新しい細胞の成育を促し、その活動を強化します。そして、年をとるに従って衰退し、皮膚のたるみを改善するコラーゲンの合成を促進します。
皮膚のコラーゲン量のアップで、肌がツヤツヤになり、ハリを改善し、たるみを抑え、肌全体の老化を防ぎ、結果として若返り効果があります。
肌の水分量は、赤ちゃんの場合は89%、20歳で68% 、30歳で45%、50歳で32%、60歳で18%程度まで減少してしまいます。季節や普段のケアによっては、それ以上に肌の水分量が低下して、油分の多い肌に変わっていきます。
肌の保湿は、外からの水分補給だけではなく、内側からの組織再生による効果のほうが大きいんです。高い基礎化粧品も大切ですが、内面の回復力に勝るものはありません。
10代の頃を思い出してみてください。10代の頃は体内の成長ホルモンの濃度は非常に高く、寝る前にはダメージを受けていた肌も、肌再生時間と呼ばれる22時〜2時頃に十分な睡眠を取ることで、朝になれば元通りのツヤやハリを取り戻しましたよね。
成長ホルモンの分泌を促すことが、内面から作る美肌の第一歩です。
美肌への一歩A(ターンオーバー)
女性の場合、睡眠不足が続くと肌がかさついたり、メイクのノリが悪かったり、様々な肌トラブルが起こり始めますよね。少し極端かもしれませんがHGH(人成長ホルモン)は、睡眠時にその多くが分泌されますので、肌荒れの原因もHGHの不足から起こっていると考えることもできます。つまり、HGHの分泌量が低下すると、新陳代謝が鈍くなり、肌のターンオーバーに時間がかかるようになります。
ご存知のように健康な肌は、約28日周期で、ターンオーバー(新陳代謝)が繰り返されます。そのターンオーバーを促しているのがHGH(人成長ホルモン)なのです。肌のターンオーバーが鈍くなると、肌が老化し始めます。そして、シミやしわ、乾燥等の肌トラブルも非常に起こりやすくなります。
HGHは、睡眠後60分程度でその分泌量がピークになります。特にその分泌量が多い時間帯は、24時〜2時の間です。つまりその時間帯には、どんなことがあっても、睡眠をとる習慣をつける必要があります。
筋肉を鍛えることでも、HGHの分泌が活発になり、肌のターンオーバーが促されます。その結果、肌のハリと弾力が甦ります。つまり適度な運動も非常に有効であると考えられます。特にハードな運動ではなく、体を動かすことを念頭に置いたもので十分です。ご自身に負担のない方法で試してみてください。
その場で足ふみをするようなものから、踏み台昇降、太極拳でも大丈夫です。筋肉に適度に負荷をかける運動で、より多くのHGHを分泌して、美肌を手に入れちゃいましょう〜♪
ダイエットへの一歩
HGH(人成長ホルモン)には、強力な脂肪分解作用があります。HGHの摂取で、除脂肪組織(筋肉の断面積)が増加し、体脂肪(特に内臓脂肪)が減少し、体液(特に細胞外液)を増加させることが知られています。
10代の頃は、基礎代謝量以上の食事を取り続けても、太りにくいのは成長ホルモンの脂肪分解作用によるものが大きいと考えられております。
HGHは、内臓脂肪の減少作用やコレステロール値の最適化(LDL値の低下、HDL値の上昇)作用が高いことでも非常に有名です。その関連データは世界的に有名な医学雑誌である“ New England Journal of Medicine ”等の多くの医学専門誌に掲載されています。
過去の実験では、HGHを6ヶ月服用したところ、平均14.4%の体脂肪が減少し、筋肉量増加で、基礎代謝量が22%以上にアップし、疲労感の減少と基礎体力の向上が報告されています。特にHGHは腹部の脂肪を取り除く効果が顕著であるということが明らかにされています。
ウィスコンシン医科大学L・C・テリー教授の1996年12月の報告によると、HGHの接種で、男女900人中、80%の人は筋肉の量が増えただけでなく、その強度と持久力の向上が認められ、74%の人は体脂肪が減少したと報告されています。
HGHは摂取するだけですので、食事療法や急激な運動法などの後に起こるリバウンドが非常に起こりにくいと考えられます。ダイエットには成功したけれど、すぐに元に戻ってしまったという悲しい記憶のある方に特にお勧めします。
部分やせを目指す方もいらっしゃると思いますが、HGHによるダイエットの場合には、全身の無駄なお肉がバランスよくなくなります。しかも筋肉量を維持しますので、メリハリのあるボディーになるという特徴がございます。
HGHの摂取は、食事を取らないことで起こる、空腹感を越えた次世代のダイエット方法になりますので、食後のHGHを心がけて内面からの美を手に入れていきましょう。
バストアップへの一歩
女性のバストが成長する時期には個人差があり、早い子では小学校の低学年位からバストの成長が始まりますが、平均的には12歳前後が最もバストが成長します。そのバストアップの鍵を握るのが、ラクトゲン受容体とHGH(成長ホルモン)です。
女性は、ある年齢になると乳腺に「ラクトゲン受容体」ができあがり、このラクトゲン受容体に成長ホルモンが作用する事で、バストが大きくなります。しかし、このラクトゲン受容体ができる年齢には個人差があり、10歳前後でできる人もいれば、20歳、30歳頃にできる人います。中には、一生できない人もいます。
HGHのピークは13〜17歳頃ですので、この期間にラクトゲン受容体ができていれば、その後の数年で成長ホルモンが作用して、バストが大きく成長します。人によっては20歳を超えてからラクトゲン受容体ができる人もいます。
しかし、ラクトゲン受容体が成熟する一方で、HGHは20歳を境に年々減少していきますので、20歳を超えてからラクトゲン受容体が成熟している場合、バストは大きく成長できないのです。
つまり、成長ホルモン、ラクトゲン受容体のどちらか一方が欠けていると、バストは成長できないということになります。
既にラクトゲン受容体ができている人であれば、HGHの服用開始後3週間〜8週間目にはバストアップを実感できると思います。HGHの摂取で大きくなり始めても、バストの成長には限界がありますので、いつまでも大きくなり続けるという事はありません。
ある程度の大きさになった時に成長は止まります。どこまで大きくなるかは個人差があり、とても大きく成長する方もいますので、ご希望のサイズになった時にHGHの服用を終了して下さい。一度大きくなったバストが小さくなるという事はありません。
もし、バストアップに興味がある方がいらっしゃいましたら、現在芸能事務所などで採用されている秘密の方法がありますので、特別にお知らせしたいと思います。
この方法では、1ヶ月で2カップアップは当たり前です。効果がない場合には、返金もしてくれますので、『B-UPガールズ』を確認してみてください。
こちらに秘密の方法が記載されています。今ならいくつかのおまけもついているみたいですので、ぜひこの機会にどうぞ!
アンチエイジングの考え方
1990年に医師のラドマン氏が、60歳以上の健常者の方にHGH(人成長ホルモン)を投与する臨床実験を行ったところ、体脂肪や血中コレステロールが低下し、筋肉量が増えることが分かりました。
HGHの摂取によって、60歳を超えた被験者の体が若返ったのです。つまり、HGHは子供の発育をサポートするだけではなく、エイジングケアの為にも、不可欠なホルモンということが分かりました。
HGHの分泌量は、10代にピークを迎え、40代で約半分、80代では20分の1にまで減少してしまうということはお伝えしましたよね。つまり体内のHGH量を自分よりもひとつ若い世代まで戻すことで、体内から若返ってきます。
分泌量を増やす可能性があるのが、HGHシールドです。
年齢はお金では買えませんが、体内から若返るパワーをサポートすることはできます。内面からの総合的なエイジングケアをお考えの方は、ぜひお試しください。
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