プラセンタに含まれる栄養素
アミノ酸
アミノ酸は、体の細胞を作る原料になります。
食品に含まれるたんぱく質からアミノ酸を補っていますが、その分子が大きいために吸収率が低く、吸収されないまま体外に排出されてしまうことが多いのです。
プラセンタに含まれるアミノ酸は、単体から構成（分子が小さい）されているため、体内への吸収率がとても良いです。
プラセンタの美容における最大の要因は、アミノ酸にあります。 プラセンタには、20種類のアミノ酸が含まれ、それが多種多様のたんぱく質を構成しています。
アミノ酸20種とは、アルギニン、グルタミン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、プロリン、システイン、チロシン、トリプトファン、アスパラギン、スレオニン、メチオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、グリシン、セリンです。
活性ペプチド
多様なアミノ酸がつながってできる分子のグループです。
1つのアミノ酸残基と次のそれの間の繋がりをアミド結合または、ペプチド結合と呼びます。多くのアミノ酸がつながるとたんぱく質になります。
タンパク質
人の身体を作る重要な栄養素です。 タンパク質は、20種類のアミノ酸が結合して構成されます。
日々の食事で摂取する『たんぱく質』は、20種類のアミノ酸に分解され、体内で再度『たんぱく質』に組み換え構成されます。
タンパク質成分と言えば、アルブミン、グロブリンなどが代表です。
脂質・脂肪酸
脂質は、細胞膜、角膜、ホルモンなど、身体の細胞を作る構成成分となります。ビタミンA・D・Eなどの吸収を助ける働きをします。 脂質・脂肪酸には、コレステロール、ホスファチジン酸、ラウリン酸、パルミチン酸などがあります。
脂質は、たんぱく質や糖質に比べて、非常に効率の良いエネルギー源です。脂肪酸は、脂質の主な構成成分となり、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。飽和脂肪酸は、牛肉、バター、ヤシ油など動物性油脂に含まれ、不飽和脂肪酸は、リノール酸やドコサヘキサエン酸などが含まれています。
糖質
細胞の構造を維持し、身体の主要なエネルギー源になるための重要な栄養素です。 特に脳では、血液中のブドウ糖をエネルギー源とするため、欠かすことのできない栄養素です。
糖質は、体内での存在量は少なく、血液中のブドウ糖のほか、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして少量を蓄積しているだけなので、プラセンタは有効に働きます。糖質には、グルコース、ガラクトース、ショ糖などがあります。
ムコ多糖体
ムコ多糖体とは、細胞と細胞をつなぐ結合組織にあり、たんぱく質を含んだ多糖性の糖質のことです。体内に水分を蓄える働きがあり、細胞に酸素や栄養素を運んでいる重要なもので、老廃物を細胞の外に追いやるの効果があります。
20代後半になると体内の水分量も減少して、老化促進しますので、ムコ多糖が重要になります。ムコ多糖体の成分には、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などがあります。
ビタミン
身体の様々な生理機能を調節し、代謝をスムーズにする働きがあります。 生活習慣病を予防する働きがありますが、体内で作ることができないため、適度な摂取が必要になります。主なビタミンの種類は13種類あります。ビタミンには、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシンなどがあります。
ミネラル
ミネラルは、タンパク質、糖質、脂質、ビタミンと並び、人体五大栄養素の一つです。体内での働きは、血液やホルモン・酵素を構成する成分として作用し、筋肉や神経の働きの調節や代謝にも関係しています。ミネラルには、カルシウム、ナトリウム、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄などがあります。
核酸
遺伝子の修復や、新陳代謝の調整、細胞の分裂や正常な機能の維持に働く栄養素です。 アンチエイジングに大きく作用する栄養素であり、肝臓で合成されますが、20歳を過ぎると少なくなり、40歳を過ぎると急激に減少するため、老化が促進される原因になります。 失われた核酸をプラセンタから摂取することで、老化予防になります。 核酸には、DNA、RNA、及び代謝産物があります。
酵素
酵素は、主に食べ物を消化や分解してくれる物質です。 不足すると血液が汚れ食べ物の消化や分解がスムーズにできなくなり、血行不良を起こしたり、生活習慣病の原因になったりします。酵素成分には、酸性ホスファターゼ、ヒアルロニターゼ、アルカリホスファターゼ、アデノシン三リン酸など100種類程あります。
